注文住宅には3つのオーダー方式がある
注文住宅の方式として1つ目に挙げられるのは、本来の注文住宅とも言える「フルオーダー」です。
住宅の設計や設備などを全て自分で決めることが可能で、非常に自由度が高いのが特徴です。
ただし、こだわりが強すぎると、値段が高くなりやすいですし、打ち合わせなどの期間も長くなってしまうというデメリットもあります。
2つ目は「セミオーダー」であり、ある程度決まったパターンから、好きな間取りや設備などが選べるという方式になります。
全てを自由に決められるわけではありませんが、用意された選択肢の範囲内で、より自分の理想に近い家を作ることができますし、フルタイプより予算を抑えることが可能です。
3つ目は、「企画住宅」と呼ばれるもので、こちらは間取りや仕様は変更できない場合が多いものの、変更可能な部分は自由に選べるという方式になります。
セミタイプよりさらに自由度は低くなりますが、値段が比較的安く、建築期間も短くて済むというメリットがあります。
注文住宅のオーダースタイルの中のひとつが企画住宅方式
注文住宅とは施主側の希望を取入れた自由度の高い住宅になりますが、その注文方法には三種類あり企画住宅方式はその中のひとつです。
三種類の方式とは完全に施主側の要望通りに建てるフルオーダーと、ある程度までのパターンは決まっているが素材やインテリア等については自分で決められるセミオーダーがあります。
企画住宅方式とはメーカー側がプランの全てを決めてはいるが、間取りや設備などを複数のプランの中から選択し建築する住宅を指します。
建売住宅とは完成された建物を購入するのですが、複数のプランの中から選択し建築しますのでそれとは異なる注文住宅なのです。
そして、建売住宅との最も大きな相違点は、設備やデザインは決められた範囲の中でなら変更が可能だという点になります。
同じ注文住宅の中でもフルオーダー方式比較すれば、期間も短く安価で建築できますので家にこだわりのない方には向いているオーダー方式ということです。
このオーダー方式も決められたプランから選択するとはいえ、自分で決め建築をするということでは立派な注文住宅のひとつです。